床山は力士の髷を結うのが仕事
若い。比較的若い男子だけど
髪質は個人差が大きく
剛毛、猫毛、縮れ毛に多すぎる髪に薄毛・・・
それぞれのクセを見分けながら
何事もなかったかのように仕上げていく
お相撲さんは毎日髪を洗わないし
油を落としきりもしない
洗い髪のときには髪をいくつかに分け
たつぶりと油をしみ込ませ擦り込ませ
斜め上に引き上げる
これがなかなか・・・
ベったと油の付いた髪は重く
きれいに揃えて上に引っ張るには相当の力がいる
縛るのはゴムではなく、紙で出来たモトイと呼ばれてる紐
一切伸びないこの代物を使い、両手と口を使って結いあげる
大銀杏を結う関取衆になると
普段の髪も長め
斜め45度に引っ張ったところで毛先を整えるから
洗い髪はシャギの入ったロン毛
関取衆ひとりひとりの顔に似合った大銀杏を結い
鬢付け油の残り香が、今いた人を思わせる
粋な着流しに雪駄の音
鬢付け油の髷姿
お相撲さんの三点セット
それを支えているのが床山さん達